二重整形はどのくらい痛い?痛みを緩和させる方法や注意点を紹介
二重整形はメスを使用して施術する場合があるため、痛いイメージがある方も多いのではないでしょうか。メスを使用する施術は痛みは少なからず感じますが、できるだけ緩和させる方法があるなら不安は減るでしょう。
そこでこの記事では、二重整形がどのくらい痛いのか、また痛みを緩和させる方法や注意点について解説します。痛みをできるだけ抑えて二重整形をしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
二重整形の痛みを感じやすいタイミング
二重整形で痛みを感じやすいタイミングは「施術前の麻酔時」「施術中」「施術後のダウンタイム」の3つといわれています。
二重整形では、施術前に注射で局所麻酔をしますが、注射は針は極細のため刺す瞬間にチクっとする程度です。また、施術中は麻酔が効いているため、基本的には痛みを感じることはありません。
二重整形で痛みを感じやすいのは、施術後の麻酔が切れたときとダウンタイム中です。ほとんどの人は1週間程度痛みを感じるケースが多いですが、なかには2~3週間続く方もいます。
二重整形の麻酔の痛みはどのくらい?
二重整形では施術前に局所麻酔を使用するため、注射で麻酔をする際に痛みを感じる場合があります。ここからは、二重整形の麻酔の痛みについて解説します。
麻酔の痛みはチクッとする程度
二重整形は、施術前に注射による局所麻酔をしますが、このときの針を刺す痛みはチクッと感じる程度です。ただし、痛みを感じる程度は人それぞれ異なるため、まったく痛みを感じないという方もいます。
痛みに弱い方でも、局所麻酔に使用する注射針は極細なので、一般的な注射よりは痛みが少ないケースがほとんどです。また、二重整形の施術では注射による麻酔だけでなく表面麻酔や笑気麻酔を併用したり、全身麻酔を受けたりする方もいます。
痛みに不安がある場合は、施術前に医師に相談してみましょう。
麻酔の痛みを感じやすい人の特徴
痛みに対して極端な不安がある方や注射が苦手な方、緊張している方は痛みを感じやすいです。麻酔に使用する注射針は極細のものを使うため、かなり痛みは軽減されます。しかし、痛みに敏感な方は少しの痛みでも「痛い」と感じることがあるかもしれません。
また、緊張している状態だと自然と体に力が入ったり神経が過敏になったりする可能性があります。体に力が入っている状態や神経が過敏な状態は痛みを感じやすくなるため、できるだけリラックスした状態で施術を受けることが大切です。
麻酔の種類と痛みの特徴
二重整形をする際の麻酔には主に以下の3つがあります。
- 表面麻酔
- 笑気麻酔
- 全身麻酔
それぞれの麻酔について痛みの特徴などを詳しくみていきましょう。
表面麻酔
表面麻酔は、注射のチクッとする痛みさえもなくす麻酔です。点眼タイプやクリームタイプがあり、痛みはまったくありません。点眼タイプは、目薬と同じ使い方をするため、注射の痛みが苦手な方におすすめです。
表面麻酔は標準的ではありませんが、局所麻酔を行う前に、注射による痛み対策として実施しているクリニックもあります。表面麻酔は、使用後10〜15分程度で皮膚の間隔を鈍らせます。
局所麻酔の痛みを軽減したい方は検討してみると良いでしょう。
笑気麻酔
笑気麻酔は、亜酸化窒素と酸素を混合したガスを吸うことで意識がぼんやりする麻酔です。鼻からガスを吸うだけで麻酔が効いてくるため、痛みを感じることはありません。
痛みを感じることなくふわふわした感覚になりながら麻酔が効いてくるのが特徴で、不安や恐怖を感じないため、リラックスした状態で過ごせます。そのため、痛みが苦手な方や不安な方におすすめです。
全身麻酔
全身麻酔は静脈麻酔とも呼ばれ、眠った状態で施術を受けられるのが特徴です。眠っている間に施術が終わるのがメリットですが、意識がないため、目の開きのチェックや会話ができません。
ただし、全身麻酔に対応しているクリニックは限定的なため、注意が必要です。また、費用も他の麻酔と比べると高く、身体への負担も大きい場合があります。
笑気麻酔と同じく意識がないため、施術中に状況を確認できないといったデメリットがあることも理解しておきましょう。
二重整形の施術中の痛みはどのくらい?
二重整形の施術中は麻酔が効いている状態のため、痛みに関しては過度に心配する必要はありません。ここからは、二重整形の施術中の痛みは実際どのくらいなのかについて解説するので参考にしてください。
施術中の痛みはほとんど感じない
施術中は、麻酔がしっかり効いている状態で進められるため、痛みはほとんど感じません。麻酔を使用するのは、埋没法でも切開法でも同じです。
そのため、施術中の痛みに関する心配はほとんど必要ありません。しかし、痛みを感じやすい方や麻酔が効きにくい方は、わずかに痛みを感じる場合があります。
また、極端に痛みに不安がある方は手術中という現実にストレスを感じ、痛みがあるように錯覚する方もいるようです。
麻酔の効きが悪いと痛みを感じやすい
麻酔の効きは一人ひとり異なります。そのため、麻酔の効きが悪いと痛みを感じる可能性があります。
痛みを感じた場合は、仕上がりに影響するため、我慢する必要はなくすぐに医師に伝えることが大切です。皮膚に無駄な力が入ると適切な処置ができない可能性もあります。
麻酔の効きが悪い場合は、麻酔の追加が可能で、医師に相談すれば対処してくれます。
二重整形のダウンタイムの痛みはどのくらい?
二重整形で痛みを感じるのはダウンタイムが比較的多いといわれています。しかし、ダウンタイムは人によって異なり、痛みのピークは3日〜1週間程度がほとんどです。
ここからは、ダウンタイム中の痛みについて解説していくので参考にしてください。
麻酔が切れると痛みを感じやすくなる
施術中は麻酔が効いていますが、麻酔の効果が切れてくると当然痛みを感じやすくなります。痛みは人によって異なりますが、次の2つの痛み方を感じるケースが多いです。
- ジンジンする痛み
- 筋肉痛のような痛み
ただし、どちらも我慢できないほど強い痛みではありません。時間とともに痛みは軽減され、痛みがあるときも何かに集中していると忘れる程度です。鎮痛剤を用いるなど、対処しつつ時間が経つのを待ちましょう。
痛みの強さは個人差がある
痛みの強さには個人差があるのが一般的ですが、ダウンタイムで痛みのピークと呼ばれる期間がほとんどのケースで1週間程度です。しかし、痛みに関しては自分でコントロールすることは難しいです。
そのため、痛みに不安がある方は事前のカウンセリング時などで必ず医師に相談しておくことが大切です。施術後の過ごし方の説明や鎮痛剤を処方してくれるなど、何らかの対処をしてくれます。
二重整形の埋没法と切開法はどちらが痛い?
二重整形には埋没法と切開法の2種類の施術方法があり、その術式により痛みの感じ方も違います。ここからは、それぞれの痛みの特徴について解説します。
切開法の方が強い痛みを感じやすい
埋没法は切開せず施術をするのに対し、切開法は皮膚を切開するため、痛みも強くなりやすいのが特徴です。皮膚を切開すると回復までに時間がかかるため、どうしても痛みを感じる期間も長くなります。
ただし、埋没法は永久的な効果は続かないため、定期的に再施術が必要な場合があります。一方、切開法は半永久的に二重が続くため、一概に切開法の方がデメリットが大きいとはいえません。
埋没法の痛みの特徴
埋没法は痛みを感じることはほとんどありません。麻酔が切れる際やダウンタイム中に、軽い痛みを感じる場合があります。
まぶたが糸で引っ張られているような痛みやものもらいのような痛みを感じるケースがありますが、2日ほど経過すれば自然となくなるのが一般的です。
ただし、まれに施術した糸が飛び出していたりまぶたがダメージを受けている場合があります。1週間経過しても痛みが軽減されないようであれば我慢せず医師に相談しましょう。
切開法の痛みの特徴
切開法は埋没法と比較しても痛みが強いです。施術でまぶたを切開するため、ダウンタイムも長いのが特徴です。
施術後2日ほどは痛みのピークとなっており、まぶたをこすると強い痛みを感じることがあります。しかし、施術後1週間程度で抜糸が行われ、抜糸すれば痛みは少しずつ軽減するでしょう。
ダウンタイム中は痛みがあっても、安静にしていれば日常生活に支障がでることはありません。
二重整形の痛みを緩和させる方法
ここからは、二重整形の施術後の痛みを緩和させる方法を3つ紹介します。
- 安静にする
- 痛み止めを使用する
- アイシングをする
それぞれ詳しくみていきましょう。
安静にする
二重整形の施術後は安静に過ごすことが大切です。特に、激しい運動をしたり湯船に長時間浸かったりすることは避けましょう。
運動や体温を上げることで血行を良くすると、炎症や腫れ、内出血を促すことになりかねません。施術後10日程度は激しい運動はしないようにし、入浴に関しては医師の指示に従いましょう。
また、日常生活での通勤や通学はほとんど問題になることはありませんが、長時間自転車に乗る場合などは事前に相談しておくのがおすすめです。
痛み止めを使用する
二重整形の施術後、麻酔の効果が薄れてくると強い痛みを感じる場合があります。この痛みは、人によって異なりますが、1週間程度続くケースもあるでしょう。
二重整形の施術を受けたあとは、痛み止めが処方されるのが一般的です。無理に我慢する必要はないため、痛みがあるときは痛み止めを使用しても問題ありません。
処方された痛み止めを指示通りに使用すれば、ほとんどの痛みは軽減されます。
アイシングをする
二重整形の施術後は、痛みを修復しようと患部に熱を持つ場合があります。このとき、しっかりアイシングすれば、まぶたの腫れを抑えることが可能です。また、ダウンタイムが長引くことも予防できます。
アイシングをする際は、傷口に直接あてることは避けましょう。直接保冷剤や氷をあててしまうと、傷口が悪化したり痛みが強くなったりする可能性があります。患部を冷やす際は、保冷剤などはガーゼや薄手のタオルで包むことが大切です。
二重整形の痛みに関する注意点
ここからは二重整形の痛みに関する注意点を3つ解説します。
- リラックスして施術を受ける
- まぶたに負担を与えないようにする
- 痛みに違和感を覚える場合が医師に相談する
それぞれ詳しくみていきましょう。
リラックスして施術を受ける
二重整形の施術中はできるだけリラックスしておくことが大切です。緊張や無駄に力を入れてしまうと仕上がりに差が出てしまう可能性があります。
また、施術後の仕上がりや施術状況などを必要以上に気にしてしまうと想像以上に緊張してしまう方もいます。緊張しないためには、事前のカウンセリングで不安なことをできるだけ解消しておくことがおすすめです。
少しでも気になることがあれば、必ず医師に確認しておきましょう。
まぶたに負担を与えないようにする
二重整形後にまぶたを必要以上に触ってしまうと、痛みを悪化させたり長引かせたりする原因になります。そのため、できるだけまぶたに負担を与えないように生活することが大切です。
また、痛みを悪化させるだけでなく、傷口から雑菌が入りよけいに腫れてしまう可能性もあります。睡眠中、無意識にまぶたを触るのは仕方ありませんが、起きている間は意識して触って刺激を与えることがないようにしましょう。
痛みに違和感を覚える場合は医師に相談する
二重整形の施術後になかなか痛みが引かない場合や違和感がある場合は、早急に医師に相談しましょう。無理に我慢すると、症状が悪化し、トラブルの原因になりかねません。
クリニックを選ぶ際は、施術後のアフターフォローが整っているクリニックや万が一の場合にすぐに診察してくれるクリニックを選ぶことが大切です。いずれにしても、違和感があれば遠慮せずにクリニックに相談して対処してもらいましょう。
二重整形で後悔しないためにもクリニック選びは重要です。二重整形クリニックを選ぶポイントを確認したい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
まとめ
この記事では、二重整形の痛みの特徴や痛みを緩和させる方法ついて紹介しました。
二重整形は、埋没法か切開法によって痛みの程度も異なります。しかし、麻酔などを使用することで痛みを緩和させることが可能です。
そのため、二重整形を検討する際は痛みをどのようにして緩和させるのかをしっかり事前に確認しておくことが大切です。二重整形をする際は、親密に相談できるクリニックを見つけて、自分の理想とする二重を手に入れましょう。