二重切開の傷跡は残る？傷跡が残りやすい人の特徴や目立ちにくくする方法を紹介
二重切開の手術は、理想の二重幅が作れる人気の美容施術です。理想の二重を手に入れられる一方、傷跡や痛みが出るリスクもあります。そのため、二重切開の手術を希望する方のなかには「傷跡が残るのか心配」「傷跡を目立ちにくくする方法が知りたい」と考える方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、二重切開した後傷跡が残るリスクや、経過などを解説します。また、傷跡が残りやすい人の特徴や、目立ちにくくする方法も併せて紹介しています。二重切開後の傷跡が不安に感じる方は、手術を受ける前に確認しておくと安心です。
二重切開の施術後に傷跡は残る？
二重切開の手術を受ける際、傷跡が残るか不安に感じる方は多いです。二重整形をした後、傷跡が残ると後悔する原因になります。二重切開の直後は、傷跡が目立ちやすいです。
傷跡が落ち着くまでの期間には個人差がありますが、1ヶ月ほどで気にならなくなる方が多いです。ここでは、二重切開後の傷跡が目立つ理由や、落ち着くまでの期間を解説します。
手術直後は傷跡が目立つ
二重切開の手術直後は、どうしても傷跡が目立ちやすいです。傷跡の目立ちやすさは手術方法によって異なりますが、皮膚や筋肉を除去すると目立ちやすいです。また、手術直後は糸が残っているため、傷跡が気になる方が多いです。
二重切開をすると、術後すぐは腫れが大きく、傷も目立ちます。内出血ができることもあります。しかし、手術から1週間前後の抜糸が終われば、徐々に腫れや内出血は落ち着いていきます。
術後1ヶ月経過すると、腫れも落ち着き、完成により近づきます。腫れや内出血が落ち着けば、メイクで隠すことが可能です。ただし、傷跡が目立ちにくくなるまでの期間には個人差があります。
手術の仕方によってはまぶたがぼこぼこになったり、ラインに沿って強く凹んでみが目立ってしまうこともあるので、きれいな手術が得意な先生を選びましょう。
傷跡が二重ラインになる
二重切開して傷跡が残ると不安に感じますが、時間が経てば二重ラインとなって馴染むため、ほとんど目立たなくなることが多いです。また、切開による二重整形での理想は、メイクをしていなくても傷跡が目立ちにくい状態です。
まぶたを切開しているので、傷跡が綺麗になくなるわけではありません。傷跡が残ることで、綺麗な二重ラインをキープできます。傷跡が目立ちにくくなった頃には、メイクをすれば周りの人にバレる可能性は低くなります。
このまま傷跡が消えないのではないかと不安に感じますが、徐々に落ち着いていくので心配いりません。しかし、手術後の過ごし方によっては、傷跡が落ち着くまで時間がかかってしまうので注意が必要です。
二重切開の傷跡は約6ヶ月で目立たなくなる
二重切開後の傷跡は、6ヶ月ほどで目立ちにくくなります。しかし、この期間には個人差があるため、6ヶ月はあくまでも目安です。術後2週間経過すると、強い腫れが落ちつき、メイクで隠せるくらいまで回復します。
1ヶ月も経てば傷跡は薄くなり、3〜6ヶ月後にはほとんど目立たなくなります。傷跡の残り方に差があっても、二重ラインで隠れる方がほとんどなので、目を開けていれば気づかれにくいです。
今までどおりのアイメイクをすれば、周りの人に気づかれる可能性は低いです。どうしても周りにバレたくない方は、術後2週間までは学校や仕事を休むと良いでしょう。
二重切開の傷跡の経過
二重切開した後は、どうしても傷跡が残ってしまいます。しかし、時間の経過とともに目立ちにくくなる方が多いです。そこで気になるのが、傷跡が目立ちにくくなるまでの期間です。
ここでは、二重切開後に残る傷跡の経過を解説します。傷跡の治り具合には個人差があるため、目安程度に考えておきましょう。
2～3日後
術後2〜3日は、強い腫れが出ます。また、当日よりも内出血が濃く出るため、傷跡は目立ちやすいです。二重切開によるまぶたの腫れは、術後3日がピークで、1週間目の抜糸を終えると徐々に腫れが落ち着いてきます。そのため、周りの人にバレたくない方は、術後すぐの時期は、自宅で過ごすと良いでしょう。
この時期の傷跡を見ると、このまま消えないのではないかと心配になる方もいます。しかし、二重切開による強い腫れや内出血は時間の経過とともに目立ちにくくなります。万が一、傷跡の経過で不安なことがあれば、手術を受けたクリニックや担当医師に相談するのがおすすめです。
1週間後
術後1週間経過すると、強い腫れは徐々に落ち着いてくることが多いです。また、多くのクリニックでは、1週間前後で抜糸します。多少の腫れやむくみ、赤みなどはまだありますが、メイクで隠せるまで回復するでしょう。
抜糸した後は、アイメイクやコンタクトが使用できるようになります。しかし、切開部分が完治したわけではないので、まぶたを擦るなどの刺激を与えないよう注意が必要です。ダウンタイム症状が軽度の方であれば、1週間前後で仕事に復帰できます。
1ヶ月後
1ヶ月経つと、腫れやむくみはほとんど落ち着き、目の違和感も治ってきます。しかし、まだ完成しているわけではないので、赤みが目立つ可能性があります。赤みは時間をかけてまぶたに馴染んでいくことが多いです。
洗顔や入浴などの制限はありませんが、ダウンタイムを長引かせないために、顔がむくみやすくなる行動は控えましょう。アルコール飲酒や、塩分の多い食事は、顔がむくみやすくなり、術後のキズもよけいに腫れが目立ってしまいます。二重切開の手術から1ヶ月以上経てば、傷跡も二重ラインに馴染むので、より完成にちかくなります。
3～6ヶ月後
二重切開の手術による傷跡は、早い人だと3ヶ月でほとんど気にならなくなります。遅くとも6ヶ月ごろには、完成します。しかし、回復の早さには個人差があるため、あくまでも目安です。
手術方法や体質によっては、完成するまで6ヶ月以上かかる場合もあります。二重切開の傷跡は、二重ラインに隠れるので、目を開けていれば目立たないでしょう。さらにアイメイクをした状態では、周りの人にバレる可能性も低いです。
傷跡の残り具合は、体質によって異なるため、完全に消えるとは言い切れません。
二重切開の傷跡が残りやすい人の特徴
二重切開の傷跡が残りやすい人の特徴は、以下のとおりです。
- アレルギー体質
- 二重切開を複数回受けている
- ダウンタイム中のケア方法が誤っている
- 技術力や経験が不足している医師から手術を受けた
二重切開の傷跡は、体質などによって治るスピードが異なります。3ヶ月で目立たなくなる方もいれば、6ヶ月以上かかる方もいます。また、術後の過ごし方や担当する医師選びも重要です。
ここでは、二重切開の傷跡が残りやすい人の特徴を紹介しているので、手術を受ける前に確認しておきましょう。
アレルギー体質
もともとアレルギー体質、アトピー体質の方は、皮膚の炎症や乾燥により、傷跡が目立ってしまうことがあります。アレルギー体質の方が二重切開の手術を受ける際は、事前にアレルギーが抑えられる薬を服用しておくのがおすすめです。
また、ケロイド体質の方は、二重切開の傷跡がケロイドとなって残らないか不安に思うでしょう。しかし、目元はとても皮膚が薄く、ケロイドや肥厚性瘢痕がおきにくい部位であるため、二重切開の傷跡がケロイドになる可能性は低いです。
アレルギーやアトピー体質の方は、事前に薬を服用したり、技術力のある医師を選んだりしましょう。
二重切開を複数回受けている
二重切開しても思った仕上がりにならなかった場合、修正手術を受ける方もいます。しかし、二重切開の手術を複数回受けることで、傷跡が残るリスクは高くなりやすいです。切開した部分の傷が大きくなると、治りにくくなります。
また、前回と違う部分を切開しても、傷跡が増えてしまうので目立ちやすいです。しかし、技術力の高い医師が手術すれば、手術デザインによっては、二重切開を複数回受けても傷跡は目立たないこともあります。そのため、二重切開手術を受ける際は、担当する医師を選ぶことが重要です。
ダウンタイム中のケア方法が誤っている
二重切開の傷跡を残さないためには、術後の過ごし方も重要なポイントです。ダウンタイム中のケア方法を誤ると、傷跡が残りやすくなります。また、ダウンタイム期間が長引く原因にもなるため、正しい方法でケアしましょう。
術後の過ごし方次第では、傷跡が一生消えない可能性もあります。いつも通りの生活を送るのではなく、安静にして過ごすことが大切です。傷跡が残りやすい過ごし方はこの後詳しく解説しているので、併せて確認しておきましょう。
技術力や経験が不足している医師から手術を受けた
二重整形する人が増えたことにより、手術を受けられるクリニックも増加傾向にあります。そのため、技術力や経験が不足している医師が手術を担当するケースも少なくありません。しかし、二重切開の手術は、医師の経験や技術力が重要です。
技術力や経験が不足している医師による手術は、傷跡が残るリスクを高めます。二重切開をする際、値段だけでクリニックを選ぶのは危険です。クリニックのホームページで、施術実績を確認し、カウンセリングを受けましょう。
二重切開の傷跡を早く治すためのコツ
二重切開の傷跡を、少しでも早く治すコツは以下の5つです。
- 激しい運動はしないようにする
- お酒を飲まないようにする
- 紫外線対策を徹底する
- 処方された薬や軟膏を使用する
- 医師のアドバイスに従ってダウンタイムを過ごす
1つずつ詳しく解説していきます。傷跡を残さないために、これらのポイントを押さえて過ごしましょう。
激しい運動はしないようにする
激しい運動をすると血行がよくなるため、腫れや内出血が長引きやすいです。そのため、二重切開後は激しい運動を控える必要があります。腫れや内出血が落ち着き、傷跡が目立ちにくくなれば、多少運動しても問題ありません。
二重切開後は、いきなり激しい運動をするのではなく、ウォーキングから始めて様子をみましょう。激しい運動をする予定がある方は、クリニックでの経過観察時に医師へ相談すると安心です。
迷ったときは自己判断せず、クリニックや医師へ相談することが大切です。
お酒を飲まないようにする
お酒を飲むと、アルコールが血管に作用し、むくみやすくなります。キズへの血行が悪くなったり、腫れが強くなることがあります。また、手術当日の飲酒は、内出血が大きくなる原因にもなります。
お酒を飲むのは、抜糸後の腫れが落ち着いたタイミングがおすすめです。まぶたが腫れている間は、お酒を控えるようにしましょう。
術後2週間が経てば、今まで通りの量を飲んでも問題ありません。
紫外線対策を徹底する
術後に紫外線を浴び続けると、色素沈着が起こる可能性があります。また、切開したまぶたは敏感になっています。そのため、二重切開した後は、日傘や帽子などで紫外線対策をすることが重要です。
日焼け止めは、抜糸の1週間後から使用できます。しっかり紫外線対策することで、色素沈着を防ぎましょう。また、紫外線が強い時間帯の外出を控えるのもおすすめです。
二重切開の手術を受ける前に、紫外線対策ができるものを用意しておくと良いでしょう。
処方された薬や軟膏を使用する
二重切開の手術を受けると、クリニックから痛み止めなどの薬や軟膏が処方されます。傷跡を早く治すためには、処方された薬や軟膏を正しく使用することが大切です。術後にクリニックから薬や軟膏が処方されなかった場合は、医師に相談すると処方してもらえます。
二重切開したクリニックから処方された薬は、感染症を防いだり、炎症を抑えたりする役目があります。薬や軟膏が処方されたら、指示された期間中は正しく使用しましょう。また、術後の経過観察は必ず受け、疑問に思うことは相談することが重要です。
医師のアドバイスに従ってダウンタイムを過ごす
二重切開のダウンタイム中は、医師の指示通りに過ごす必要があります。医師のアドバイスに従わず、自己判断で生活することは症状が悪化する原因の1つです。また、ダウンタイムの期間は体質や医師の考えによって異なるため、カウンセリング時に確認しておくのがおすすめです。
ダウンタイム中は無理せず、医師のアドバイス通りに生活しましょう。また、生活する中で不安や疑問を感じたら、相談することで適切なアドバイスが受けられます。傷跡を早く治すためにも、自己判断せず、医師の指示に従いましょう。
二重切開の傷跡を目立ちにくくする方法
二重切開の傷跡は、すぐに治りません。そのため、周りにバレたくない方は、傷跡が目立ちにくくなるような工夫が必要です。傷跡が目立ちにくくなる方法は、主に以下の3つです。
- メイクをする
- CO2レーザーを照射する
- 埋没法を検討する
1つずつ詳しく解説するので、二重切開後の傷跡が気になる方は、試してみましょう。
メイクをする
腫れや内出血が落ち着くと、ファンデーションやコンシーラーで隠せます。手術直後はメイクはできませんが、抜糸すればアイメイクが可能です。アイメイクができるようになれば、周りの人にバレることもありません。
ただし、つよくこするようなメイクや、メイク落としを頻繁に使っていると、傷が目立って残りやすくなってしまうこともありますので、注意しましょう。
アイメイクができるのは、早くても術後1週間の抜糸の後からです。手術直後に隠したい場合は、アイメイクではなくサングラスやメガネを活用しましょう。
CO2レーザーを照射する
二重切開の傷跡が治らず、気になる方にはCO2レーザーがおすすめです。CO2レーザーは、傷跡部分を削り、目立ちにくくする施術です。傷跡は時間の経過とともに目立ちにくくなりますが、場合によっては残ってしまいます。
CO2レーザーは、術後から4ヶ月以上経過すれば受けられます。時間が経っても傷跡が目立つと悩んでいる方は、CO2レーザーの施術が受けられるクリニックに相談してみましょう。
ただし、CO2レーザーの施術を受けても、傷跡が完全になくなるわけではない点には注意が必要です。
埋没法を検討する
二重切開術は、理想の二重ラインが半永久的に持続する点が大きなメリットです。一方で、埋没法に比べると傷跡が残りやすい点がデメリットになります。二重を作る方法は切開だけではなく、まぶたを糸で結ぶ埋没法もあります。
埋没法は傷跡が残りにくく、ダウンタイムの期間も比較的短いです。そのため、二重切開後の傷跡が不安な方は、埋没法も検討してみましょう。もちろん埋没法にもデメリットはあるため、しっかり情報収集して、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
埋没法の特徴や二重切開術との違いを詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
まとめ
二重切開術は、作られた二重ラインが半永久的に持続するため、人気のある手術です。しかし、まぶたを切開するため、傷跡が残りやすいです。二重切開によってできた傷跡は、3〜6ヶ月かけて落ち着いていきます。
しかし、傷の治る期間には個人差があり、6ヶ月以上かかるケースもあります。二重切開後に激しい運動をしたり、お酒を飲んだりすると、傷跡が残りやすいです。クリニックで処方された薬や軟膏は正しく使用し、医師のアドバイス通りに過ごすことが大切です。
また、二重切開後の傷跡が気になる場合でも、アイメイクで隠せます。二重切開による傷跡が不安な方は、埋没法も検討してみましょう。
