脂肪注入豊胸後にしこりができる原因は?放置するリスクや対処方法も解説
監修医師プロフィール
脂肪注入豊胸は、触り心地や見た目の自然なバストを形成できる豊胸手術です。手術により「しこり」ができるリスクがあるため、「しこりができる原因や対処方法を知りたい」と思う人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、脂肪注入豊胸後にしこりができる原因について解説します。また、しこりを放置するリスクや対処方法、予防方法も併せて紹介します。この記事を読めば、脂肪注入後にしこりを除去する方法も理解することが可能です。脂肪注入豊胸を検討している人やしこりの対処方法を知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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オーキッド美容クリニックの |
コンデンスリッチ豊胸:935,000円 |
アクセス |
東京都台東区上野1-20-10 風月堂本店ビル9F |
連絡先 |
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営業時間 |
10:00〜18:30 |
休診日 |
不定期休診 |
脂肪注入豊胸後にできるしこりの種類
術後にバストにできるしこりには、次のような種類があります。
- 脂肪壊死によるしこり
- 石灰化したしこり
- 固くなったしこり など
そのほか、注入された脂肪が適切に吸収されず、局所に留まって塊になるケースもあります。どのような種類であっても、放置すると痛みや見た目の変化などを生じる可能性があるので、初期で対処することが大切です。
また、しこりは術後1〜2週間程度にできることが多い傾向にあります。なぜなら、しこりの正体は、脂肪細胞や壊死した脂肪細胞だからです。そのため、脂肪注入豊胸後すぐに、しこりができることはありません。
しこりの種類や種類別の特徴について、さらに詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
脂肪注入豊胸後にしこりができる原因
脂肪注入豊胸でしこりができる原因は、脂肪の質や注入方法、体の反応など複数の関与が関係しています。ここでは主な3つの原因について詳しく解説します。
原因①脂肪に不純物が混ざっていた
脂肪注入豊胸では、患者自身の脂肪を吸引して使用しますが、この過程で不純物が混ざっていると、しこりのリスクが生じます。 不純物とは、血液、麻酔液、壊死した細胞などのことです。
クリニックで導入している精製技術によっては、遠心分離やフィルタリングなどの精製中に、不要な成分が注入されてしまうリスクがあります。不純物が残った脂肪をバストに注入すると、酸素や栄養などが十分に行き渡らなくて脂肪細胞が壊死したり、生着が難しくなったりします。
壊死した脂肪細胞によって炎症が起きたり、カルシウムと結合して硬くなる石灰化が起きたりするケースもあるので注意しましょう。不純物の混入によるしこりを予防したい人は、脂肪の精製技術が高く、脂肪注入に特化した医師を選ぶことをおすすめします。
原因②注入量が多すぎた
一度に大量の脂肪を注入すると、体内で十分に酸素や栄養が渡らず、生着せずに壊死してしまうことが起こります。特に、バストの組織はスペースが限られており、一度注入できる脂肪の量には限界があります。
欲張って過剰に入れてしまうと内部で脂肪細胞が重なり合い、中央部分が栄養不足になって壊死する恐れがあるので注意しましょう。より自然な仕上がりとトラブル回避を目指すなら、複数回に分けて注入する「分割注入」や、確保率を高めるために「濃縮した脂肪の使用」を検討してみてください。
原因③注入方法が適していなかった
脂肪の注入方法も、しこりの形成に大きく影響します。脂肪は本来、細かく分散させながら、何層にも分けて均等に注入するのが理想とされているからです。また、注入速度が速すぎたり、層ごとに注入する深さが不均一だったりすると、脂肪の進行率が低下します。
さらに、内部に空洞ができやすくなり、石灰化の原因にもなるので注意しましょう。脂肪注入豊胸後のしこりを予防したい人は、症例数や評価の高いクリニックで施術を受けることをおすすめします。
脂肪注入豊胸後のしこりがバストに与える影響
脂肪注入豊胸後にしこりができると、バストの形状や触感に変化が生じるだけでなく、健康面への影響も懸念されます。次は、代表的な3つの影響について解説します。
影響①バストの形状がいびつになる可能性がある
脂肪が均等に定着しなかったり、壊死した脂肪がかたまりとなって残ったりすると、バストにしこりができて形が不自然になることがあります。左右の大きさや高さに差が出る・一部だけ膨らみや硬さを感じるなど、見た目の違和感が目立つケースもあるため注意しましょう。
また、皮膚の近くにしこりができると、接触したときに硬いところがわかるだけでなく、見た目でも凹凸がわかるようになる場合があります。 せっかくの豊胸効果を台無しにしないためにも、適切な箇所に脂肪を注入することが大切です。脂肪の注入方法や注入箇所のみでだけでなく、術後のバストの変化も確認しておきましょう。
影響②乳がんを見つけにくくなる可能性がある
脂肪注入でできたしこりは、乳がん検診の際に誤って腫瘍と疑われることがあります。特に、石灰化を伴うしこりや脂肪壊死による硬いしこりは、マンモグラフィやエコー検査で悪性腫瘍との区別がつきにくい場合があります。
必要以上に詳しい検査を受けることになったり、不安を感じたりする恐れもあるので注意しましょう。定期的な検査と情報共有が乳がんの早期発見にもつながります。脂肪注入豊胸を受けた経験がある場合は、検診時に必ず医師へ伝えておきましょう。
影響③炎症や皮膚障害を生じる恐れもある
壊死した脂肪がしこりとして体内に残っていると、異物反応による炎症が起こる可能性があります。以下のような症状があると、放置により膿が溜まったり、皮膚が変色・陥没したりするなどのトラブルに発展することもあります。
- 赤み
- 熱感
- 痛み など
さらに、炎症が長引くと血流障害が起こり、皮膚の一部が壊死してしまうケースもあるので注意しましょう。しこりを放置して重症化するのを防ぐためにも、違和感を覚えたら早めに医師の診察を受けることが重要です。脂肪注入によるしこりがバストにある人は決して放置せず、医師に相談して適切に対処しましょう。
脂肪注入豊胸後にしこりができた場合の対処方法
脂肪注入後にしこりができても、すぐに除去が必要なわけではありません。脂肪注入豊胸後にしこりができた場合の対処方法を紹介するので、発生時期や状態に応じた適切な対処方法を試してみてください。
【術後1~2ヶ月程度】様子を見る
施術後1〜2ヶ月の間に感じるしこりの多くは、脂肪が定着する過程で一時的に硬くなるものです。この段階では炎症や腫れがなければ自然に吸収・軟化する可能性が高く、過度に心配する必要はありません。
ただし、触って強い痛みがあったり、しこりの大きさが急激に変わったりするような場合は注意が必要です。無理なマッサージや刺激も悪化の原因になるため、控えた方が無難です。不安な場合は経過観察を行っているクリニックで相談し、医師の判断を仰ぎましょう。
【術後6ヶ月~1年程度】クリニックで除去する
術後6ヶ月から1年ほど経ってもしこりが改善しない、または硬さや痛みが強くなっている場合は、除去を検討する時期です。しこりの状態によっては、注射器で内容物を吸引する処置や、外科的に切開して取り除く必要があります。
放置するとバストの変形や皮膚障害のリスクが高まるため、早めの対応が重要です。より的確な処置を受けるためにも、施術を受けたクリニックに相談するか、脂肪注入豊胸に精通した医師の診察を受けましょう。次は、クリニックで除去する2つの方法を紹介します。
方法①穿刺吸引
穿刺吸引は、しこりの内部に針を刺して中の内容物を吸い出す処置方法です。比較的軽度のしこりや、液状の内容物がある場合に適しています。局所麻酔で行えるため、身体への負担が少なく、日帰りで対応できるケースがほとんどです。
ただし、脂肪が完全に壊死して固まっているしこりや石灰化を伴うしこりには効果が期待できない可能性があります。吸引後に再発するリスクもあるため、症状に応じて他の治療法と組み合わせることもあります。医師の判断のもとで、適応を見極めましょう。
方法②外科手術で切除
しこりが大きい・硬い・痛みが強い、または長期間改善しない場合は、外科的に切開してしこりを取り除く方法が適しています。なぜなら、脂肪が石灰化している場合や、被膜が形成されているしこりなどは、手術での切除が必要になるからです。
局所麻酔や静脈麻酔を使って行われ、しこりの大きさや深さによっては皮膚の切開が必要になることもあります。術後に傷跡が残る可能性もあるため、美容面と機能面のバランスを考慮することが大切です。信頼できる医師と相談しながら、自分のしこりに適した除去方法を決めましょう。
脂肪注入豊胸後のしこりを予防する方法
しこりを予防するには、施術前のクリニック選びと術後のケアが重要です。まずは、脂肪注入に精通した医師が在籍し、丁寧なカウンセリングと症例の多いクリニックを選びましょう。施術では、脂肪の精製処理が適切に行われ、分散注入が徹底されているかがカギになります。
また、術後は自己判断でマッサージをしない、腫れがひどいときは早めに医師に相談するなど、医師の指示を守ることも大切です。定期検診を受けることでしこりを早期に発見できるようになるので、忘れずに受けることをおすすめします。
クリニック選びで後悔しないためのポイントやダウンタイム中の注意点などを詳しく知りたい方は、こちらも併せてご覧ください。
当院では、形成外科専門医を保有する女医の院長が、カウンセリングからアフターケアまで丁寧に担当します。CRF(コンデンスリッチファット)認定クリニックのため、脂肪注入豊胸やハイブリッド豊胸の安全性を重視したい方にもおすすめです。女性ならではの悩みも相談しやすい環境づくりが重視されているので、上野で豊胸を検討している方は気軽にご相談ください。
>>東京・上野で脂肪注入豊胸をするならオーキッド美容クリニック
脂肪注入豊胸後のしこりに関するよくある質問
ここでは、脂肪注入豊胸後にしこりができた場合のよくある不安や疑問について、詳しく回答します。
脂肪注入豊胸後のしこりを放置するとどうなりますか?
しこりは自然に消えるとは限らず、放置しても改善しないケースが多い傾向にあります。炎症を起こして悪化すると、痛みや皮膚の変形につながり、最終的に切開手術で取り除かなければならない可能性があることも理解しておきましょう。
長期間しこりが残っている、硬さが増している、見た目に変化が出ているなどの場合は、早期の処置が必要です。早めに対応することが将来的なトラブルを防ぐカギになるので、違和感を覚えたら感じたらすぐに医師へ相談しましょう。
脂肪注入豊胸後にしこりはいつからできますか?
しこりは術後1〜2週間ほど経ってから現れることがあります。脂肪が定着する過程で一時的に硬くなることもありますが、2〜3ヶ月以内にはほとんどのしこりが自然に解消されていきます。
ただし、術後6ヶ月〜1年が経過してもしこりが残っている場合は、自然に消える可能性は低い印象です。治療や除去の検討が必要になるケースもあるので、経過を見守りましょう。ます。気になる症状があれば、迷わず医師へ相談することをおすすめします。
脂肪注入豊胸後にしこりができる確率はどのくらいですか?
初めて脂肪注入豊胸を受ける場合、しこりができる確率は約10%といわれています。ただし、医師の技術や注入方法、患者自身の体質によっても左右されます。しこりが悪化して乳がんになることは基本的にありません。
一方で、手術後に検診を避けてしまうと、乳がんを早期に発見できなくなり、治療が遅れるリスクがあります。バストに注入した脂肪やしこりなどの状態を把握したり、乳がんを早期に発見したりするためにも豊胸の経験を隠さず、定期的に乳がん検診を受けましょう。
脂肪注入後のしこり除去は保険適用になりますか?
豊胸手術は美容目的の施術なので、美容目的の手術なので脂肪の注入も除去も保険適用外です。しかし、乳がんで除去した胸を再建するために脂肪注入豊胸を受ける場合には、保険適用できる可能性があります。
一方で、保険適用になるのは、脂肪注入豊胸とシリコンバッグ豊胸のみです。保険診療の手術と自由診療の手術を同時に受けられない点も、保険適用のデメリットです。仕上がり綺麗さを重視したい人や理想のバストを再現したい人は、保険適用外で受けることをおすすめします。
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「豊胸して自信をつけたい」「豊胸してみたいけれど、いろいろな種類があってわからない」豊胸は、バストアップして美しいスタイルを手に入れられる施術ですが、施術の仕上がりは医師の技術力に左右されます。
豊胸といっても、脂肪注入豊胸やシリコンバッグ豊胸、ヒアルロン酸豊胸など、様々な方法があります。
オーキッド美容クリニックでは、形成外科学会認定専門医で施術の症例が豊富な院長が適切な施術方法をご提案いたします。美容外科学会(JSAPS)会員でもあり、技術力が高く、傷跡や後遺症が残りにくいと評判の声をいただいています。
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不定期休診 |
まとめ
この記事では、脂肪注入豊胸後にしこりができる原因、放置するリスク、対処方法を解説しました。脂肪注入豊胸は理想のバストを目指せる一方で、しこりという副作用が起こる可能性があります。
しかし、しこりができる原因や術後の経過を理解して早期に対処することで、大きなトラブルを防ぐことが可能です。違和感を覚えたら、早めにクリニックへ相談しましょう。この記事を参考にしこりの対処方法や予防方法を実践し、後悔しないためにも信頼できる医師から脂肪注入豊胸を受けましょう。
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