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脂肪注入豊胸が定着しない理由は?注入後に気をつけることや定着させる方法も解説

監修医師プロフィール

オーキッド美容クリニック東京御徒町 院長/医師

西浦 蘭子

経歴

  • 聖マリアンナ医科大学卒
  • 横浜市西部病院形成外科にて、眼瞼手術、顔面骨手術、腫瘍切除や植皮術等における多くの切開縫合術、創傷管理の経験を積む。
  • 聖マリアンナ医科大学病院形成外科勤務
  • 都内某美容外科クリニックの院長として、繊細な手技で多くの症例に対応する。
  • 大手美容外科城本クリニックの院長として7年間の勤務を経て、この度の開業に至る。

資格/所属学会

  • 形成外科学会認定専門医
  • 美容外科学会JSAPS会員
  • 美容外科学会JSAS会員
  • 頭蓋顎顔面外科学会会員

脂肪注入豊胸は、自身の脂肪を採取した後に胸に注入する術式です。そんな脂肪注入豊胸ですが、「定着しない理由を知りたい」「定着しやすい人としにくい人はいるの?」という方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、脂肪注入豊胸が定着しない理由や、定着率について解説します。また、脂肪注入豊胸を定着させる方法や脂肪注入豊胸後に気をつけることも併せて紹介します。

この記事を読めば、脂肪が定着しない理由と定着させる方法について理解できるので、「脂肪注入豊胸を受けようか迷っている」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

豊胸で美しいボディラインを手に入れたいならオーキッド美容クリニックがおすすめ

「豊胸して自信をつけたい」「豊胸してみたいけれど、いろいろな種類があってわからない」豊胸は、バストアップして美しいスタイルを手に入れられる施術ですが、施術の仕上がりは医師の技術力に左右されます。

豊胸といっても、脂肪注入豊胸やシリコンバッグ豊胸、ヒアルロン酸豊胸など、様々な方法があります。

オーキッド美容クリニックでは、形成外科学会認定専門医で施術の症例が豊富な院長が適切な施術方法をご提案いたします。美容外科学会(JSAPS)会員でもあり、技術力が高く、傷跡や後遺症が残りにくいと評判の声をいただいています。

ナチュラルで美しい理想のバストを手に入れたい方は、お気軽にご来院ください。

オーキッド美容クリニックの
豊胸の料金

コンデンスリッチ豊胸:935,000円
シリコンバッグ豊胸:858,000円
ヒアルロン酸豊胸:38,500円〜

アクセス

東京都台東区上野1-20-10 風月堂本店ビル9F
JR御徒町駅北口 徒歩1分
東京メトロ銀座線 上野広小路駅 A4出口 徒歩30秒

連絡先

電話番号:03-6806-0924
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営業時間

10:00〜18:30

休診日

不定期休診

上野で豊胸施術をするならオーキッド美容クリニック

脂肪注入豊胸の定着率

脂肪注入豊胸は、自分の脂肪を利用して自然なバストアップを目指す施術ですが、注入された脂肪がすべて定着するわけではありせん。定着率は注入量にもよりますが、50〜80%ほどといわれています。​​

脂肪を注入したあとは、3ヶ月〜6ヶ月ほどの時間を経て定着していきますが、その間に体に吸収されることがあります。注入した脂肪のうち、何割かは体内に吸収されてしまう可能性があるため、事前にその特性を理解しておくことが大切です。脂肪の定着は個人差が大きく、体質や術後のケアによっても左右されます。

脂肪注入豊胸が定着しない原因

脂肪注入豊胸が思ったように定着しない背景には、いくつかの明確な理由があります。

注入した脂肪の20~50%は体に吸収されるから

脂肪注入では、自身の脂肪細胞をバストに注入しますが、すべてが生着するわけではありません。注入された脂肪のうち、20〜50%ほどは自然と体内に吸収されます。バストの許容量を超えた脂肪が吸収されるため、注入量が多いと吸収される脂肪も多くなります。体内に吸収されるのは、脂肪細胞が新しい環境で十分な血流を得られず、栄養が行き届かないためです。

脂肪細胞は、注入された場所で酸素や栄養を受け取り、定着していきます。しかし、酸素や栄養を十分に受け取れない脂肪細胞は壊死してしまうのが特徴です。定着しなかった脂肪は分解・吸収されてしまい、術直後よりサイズダウンすることがあります。

術後は腫れや麻酔液の影響でサイズアップしているから

施術直後のバストのボリュームは、脂肪そのものだけでなく、手術による腫れや麻酔液の影響によって一時的に増大しています。局所麻酔を使う場合、注入された麻酔液の体積も含まれるため、施術直後は見た目よりも実際の脂肪量が少ない状態です。

施術後の腫れや麻酔液が徐々に引いていく過程で「ボリュームが減った」と感じることが多く、これを定着しなかったと誤解するケースもあります。術後の正確な定着率を判断するには、最低でも1か月以上は様子を見ることが大切です。

術後の過ごし方やアフターケアが誤っていたから

脂肪注入後の過ごし方も定着に大きく影響します。血行を悪化させるような生活習慣や、圧迫・刺激を与える行動は脂肪の生着を妨げるリスクがあります。特に注意すべきなのは、喫煙・飲酒・長時間の入浴・マッサージなどです。

また、うつ伏せ寝やワイヤーブラの着用など、バストに直接的な負担がかかる行動もNGです。施術直後はデリケートな状態のため、定着を妨げる要素をなるべく排除し、医師の指導に従って丁寧にケアすることが求められます。

術後の過ごし方を詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

脂肪注入豊胸にデメリットはある?メリットやダウンタイム中に気をつけることも紹介

脂肪注入豊胸が定着しやすい人の特徴

脂肪注入豊胸の定着には、バストの状態や体質が大きく関係しています。以下の条件に当てはまる方は、定着しやすい傾向があります。

  • シリコンバッグ豊胸の経験がある人
    出産の経験がある人
    乳首~乳房下部の距離が5㎝以上の人

それぞれ詳しく紹介します。

シリコンバッグ豊胸の経験がある人

過去にシリコンバッグで豊胸を行っていた人は、すでにバスト内に脂肪が収まりやすいスペースができていることが多く、注入脂肪の定着に適した環境が整っています。バッグ除去後の脂肪注入では皮膚も伸びやすく、より自然な仕上がりになりやすいため、再豊胸として脂肪注入を選ぶ人も増えています。

出産の経験がある人

出産後はバストが一時的に大きくなることから、皮膚が伸びている方が多くいます。そのため、脂肪注入後もスペースに余裕があり、細胞が定着しやすい状態です。実際に、授乳後のバストは脂肪の定着率が高いという報告もされています。

将来的に、妊娠・出産をする予定がある方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

豊胸が授乳に影響を与える可能性はある?起こりうるリスクやクリニックの選び方を解説!

乳首~乳房下部の距離が5㎝以上の人

乳首〜乳房下部までの距離が長いと、皮膚にもゆとりがあります。脂肪をしっかりと注入できるスペースが確保されており、かつ皮膚の伸縮性も十分なため、注入脂肪の定着率が高まるとされています。出産や豊胸歴がなくても、乳首〜乳房下部の距離が5㎝以上の人は、この条件に当てはまる方は脂肪注入に向いているといえるでしょう。

当院では、形成外科専門医を保有する女医の院長が、カウンセリングからアフターケアまで丁寧に担当します。CRF(コンデンスリッチファット)認定クリニックのため、脂肪注入豊胸やハイブリッド豊胸の安全性を重視したい方にもおすすめです。女性ならではの悩みも相談しやすい環境づくりが重視されているので、上野で豊胸を検討している方は気軽にご相談ください。

>>東京・上野で脂肪注入豊胸をするならオーキッド美容クリニック

脂肪注入豊胸後に気をつけること

脂肪注入豊胸の定着率を高めるためには、施術後の生活習慣や行動が極めて重要です。術後のケアが不十分だったり、体に負担をかける行動を取ると、生着率が下がる可能性があります。以下の点に注意して過ごすようにしましょう。

  1. 血行を良くする・悪くする行動を避ける
  2. バストに負担がかかる行動を避ける
  3. 定着する前のダイエットは避ける
  4. バランスの偏った食事の摂取を避ける

ここでは、施術後に避けるべき行動や注意点を具体的に解説します。

1. 血行を良くする・悪くする行動を避ける

脂肪の生着には、安定した血流と酸素供給が欠かせません。術後に血流が過剰に促進されたり、逆に悪化するような行動をとると、脂肪細胞がダメージを受け、定着率が低下する恐れがあります。以下の行動には、特に注意が必要です。

  • 激しい運動
  • バストマッサージ
  • 飲酒
  • 喫煙
  • 長時間の入浴
  • バストの冷やしすぎ

運動やマッサージなどは、術後1〜2週間は特に避けると安心です。飲酒や喫煙は血管を収縮・拡張させて血流を乱す原因となり、脂肪の定着を阻害します。血行の乱れは、脂肪細胞に必要な酸素や栄養を届かなくさせ、壊死やしこりの原因になる可能性があります。また、バストの冷やしすぎも血流を悪化させるため、室内の温度や、外出時の服装には注意が必要です。

2. バストに負担がかかる行動を避ける

注入された脂肪は非常にデリケートな状態です。圧力や摩擦が加わると細胞が破壊されてしまい、定着が妨げられる可能性があります。以下のような行動は控えるようにしましょう。

  • ワイヤー入りブラジャーの着用
  • うつ伏せで寝る

施術後1ヶ月ほどはノンワイヤーの柔らかいブラジャーの着用をおすすめします。術後の下着は、自然な形状のバストを維持し、左右差なく脂肪を定着させるための大切な要素となります。クリニックによっては、ブラの着用を控えるよう指導をするところもあるため、医師から指示があった場合は従いましょう。

また、睡眠時は仰向けで寝るようにし、就寝中にバストが圧迫されないような工夫をすることが重要です。

3. 定着する前のダイエットは避ける

脂肪注入後すぐのダイエットは、生着前の脂肪まで燃焼されてしまう恐れがあるため注意が必要です。脂肪細胞がきちんとバスト内に定着するには、最低でも3ヶ月程度は体重の大きな変動を避けることが望ましいとされています。

ダイエットにより体脂肪率が急激に減少すると、注入した脂肪も減少してしまい、サイズダウンや左右差の原因になる可能性もあるため注意が必要です。術後は無理な食事制限や過度な運動は控え、安定した体重を維持しましょう。

4. バランスの偏った食事の摂取を避ける

脂肪細胞の定着には、適切な栄養バランスも欠かせません。塩分や脂肪分の多い食事は、体に負担をかけるだけでなく、むくみや血行不良の原因になることがあります。加工食品やインスタント食品などの塩分の多い食事や、揚げ物など脂質の多いメニューは避けましょう。

塩分や脂肪分を控えつつ、良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルを含む食事を心がけることで、脂肪の定着を助ける体内環境が整います。また、食事とあわせて、水分補給も忘れずに行いましょう。

脂肪注入豊胸の定着させる方法

脂肪注入豊胸の成功は、術後の過ごし方だけでなく、脂肪がうまく生着するための環境づくりにも左右されます。脂肪注入豊胸の脂肪をしっかりと定着させる方法として、以下のものが挙げられます。

  • 術後は締けの少ない下着を着用する
  • 注入した脂肪が塊にならないようにする
  • 脂肪注入豊胸と乳房拡張期を併用する
  • 栄養バランスの食事を意識する
  • 術後1ヶ月間は体重が減らないに気をつける
  • 質の良い脂肪を注入する

それぞれ詳しく解説します。

術後は締め付けの少ない下着を着用する

術後に締め付けの強い下着を使用すると、注入した脂肪が圧迫され、定着が妨げられる恐れがあります。ワイヤー入りブラジャーやスポーツブラなど、ホールド力が強いタイプの下着は避けることが重要です。以下のような下着を着用しましょう。

  • ノンワイヤーのソフトブラ
  • 圧迫感のないインナー型ブラ
  • スポーツ用のゆったりしたブラトップ

また、ブラの着用自体を控えるように、医師から指示が出ることもあります。その場合は、摩擦を避けるために肌に優しい素材のインナーを着用しましょう。下着は脂肪を均一に定着させ、自然な形に仕上げるためにも、細心の注意を払うことをおすすめします。

注入した脂肪が塊にならないようにする

脂肪注入後は、脂肪が一部に偏ってしまうと、塊やしこりができてしまい、理想のバストラインが崩れる原因となります。また、しこりとして残るリスクもあるため、脂肪が自然に広がるよう注意が必要です。以下のように過ごすことを意識し、術後は脂肪が自然に広がるように過ごすことが重要です。

  • 仰向けで寝る
  • 術後すぐにマッサージをしない
  • 圧迫・もみほぐしを避ける

うつ伏せや横向きでの睡眠は脂肪の偏りを引き起こしやすいため、仰向けで寝ることを心がけることがとても重要です。また、しこりを予防するためにも、注入後の圧迫やマッサージは避け、脂肪が安定するまで丁寧にケアを続けることが大切です。

脂肪注入豊胸と乳房拡張器を併用する

バストのスペースが狭い方には、術前に「乳房拡張器(ブレストエキスパンダー)」を使ってバストの皮膚をゆるめる方法が有効です。これにより、脂肪を受け入れるスペースが増え、定着率が上がるとされています。乳房拡張期の主なメリットは、以下のとおりです。

  • 脂肪の注入量を増やせる
  • 均等に脂肪が広がる
  • 脂肪壊死やしこりのリスクを軽減

乳房拡張器の施術を取り入れた方が良いかどうか、事前にクリニックと相談しておくと良いでしょう。

栄養バランスの食事を意識する

脂肪細胞の生着には、十分な栄養が必要です。術後は特に以下の栄養素を意識した食事が理想です。

  • 良質なたんぱく質(鶏肉、豆腐、卵など)
  • ビタミンC・E(ブロッコリー、ナッツ類など)
  • 鉄分・亜鉛(レバー、魚介類など)

脂質や糖分に偏らない食生活を意識することで、脂肪の壊死リスクを防ぎ、定着を助ける体内環境を作れる可能性が高まります。術後1ヶ月間は「体を整える」期間と考え、規則正しい食事と睡眠を心がけましょう。

術後1ヶ月間は体重が減らないように気をつける

脂肪注入後、むくみの影響などで一時的に体重が増加することがあります。しかし、脂肪がしっかりと生着するまでは、脂肪燃焼につながる行動やダイエットは控えましょう。術後の体重維持が必要な理由は、以下のとおりです。

  • 注入脂肪が燃焼されるのを防ぐため
  • バストサイズが急激に減少しないようにするため
  • バストと体型のバランスを保つため

施術後は体重が数キロ増えることもあります。体重の増加は一時的なもので、脂肪が定着した後に自然に戻るケースも多く見受けられます。

質の良い脂肪を注入する

脂肪注入豊胸は「どのような脂肪を使うか」も定着率に関係しています。コンデンスリッチ豊胸(CRF)は、遠心分離によって不純物や老化脂肪を除去した純度の高い脂肪を使用します。そのため、従来の脂肪注入よりも定着率が高く、しこりのリスクが低いのが特徴です。定着率を重視する方は、コンデンスリッチ豊胸を選ぶと良いでしょう。

当院では、形成外科専門医を保有する女医の院長が、カウンセリングからアフターケアまで丁寧に担当します。CRF(コンデンスリッチファット)認定クリニックのため、脂肪注入豊胸やハイブリッド豊胸の安全性を重視したい方にもおすすめです。女性ならではの悩みも相談しやすい環境づくりが重視されているので、上野で豊胸を検討している方は気軽にご相談ください。

>>東京・上野で脂肪注入豊胸をするならオーキッド美容クリニック

豊胸で美しいボディラインを手に入れたいならオーキッド美容クリニックがおすすめ

「豊胸して自信をつけたい」「豊胸してみたいけれど、いろいろな種類があってわからない」豊胸は、バストアップして美しいスタイルを手に入れられる施術ですが、施術の仕上がりは医師の技術力に左右されます。

豊胸といっても、脂肪注入豊胸やシリコンバッグ豊胸、ヒアルロン酸豊胸など、様々な方法があります。

オーキッド美容クリニックでは、形成外科学会認定専門医で施術の症例が豊富な院長が適切な施術方法をご提案いたします。美容外科学会(JSAPS)会員でもあり、技術力が高く、傷跡や後遺症が残りにくいと評判の声をいただいています。

ナチュラルで美しい理想のバストを手に入れたい方は、お気軽にご来院ください。

オーキッド美容クリニックの
豊胸の料金

コンデンスリッチ豊胸:935,000円
シリコンバッグ豊胸:858,000円
ヒアルロン酸豊胸:38,500円〜

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営業時間

10:00〜18:30

休診日

不定期休診

上野で豊胸施術をするならオーキッド美容クリニック

まとめ

この記事では、脂肪注入豊胸の定着しない理由や注入後に気をつけることなどを解説しました。

脂肪注入豊胸は、自然な仕上がりと触り心地が魅力の施術ですが、注入後の定着には一定の個人差があり、約20〜50%の脂肪が吸収されてしまうのが一般的です。定着を成功させるには、術後の過ごし方やケアが非常に重要です。

理想のバストを手に入れるためには、信頼できるクリニックで質の高い脂肪注入を受け、術後の丁寧なケアを徹底することが成功への鍵です。脂肪注入豊胸を検討している方や、定着率を重視する方は、ぜひオーキッド美容クリニックへご相談ください。

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